6月15日〜Bさくらch新番組「推しと旅に出かけてみた」スタート

10話 春日すもも/空は僕らを待っている

あらすじ

結成十周年を迎えるHopesは、TV局とコラボしながら記念ライブを兼ねて野外フェスを企画する。その一大プロジェクトも徐々に終わりを迎え、じわじわと知らない未来が近づいてきた。
恋愛、友情、仕事、音楽。隣にずっといると思っていた恋人でさえも、永遠に同じ形では続かない。
リーダー・スカイの脳裏に浮かぶ「Hopes」の最後とは。そして仲間との絆は、たとえどんな形になっても、続いていく。空はずっとここに。――BSRフェス、感動のグランドフィナーレストーリー。

著者の既存作品のキャラクターたちのスピンオフになります。ぜひ各キャラたちの本編も一緒にお楽しみください。

著者:春日すもも  https://www.pixiv.net/users/12016950

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「すごい。HUNTERだ!」

控えテント内に設置してある小型モニタに映ったステージの様子をかじりつくように見ていたヤマトは思わず画面に向かって声をあげる。画面を見つめながらも、ステージの熱狂的な声援はこのテント内にも届いている。

「ヤマト、画面に近づきすぎ。目悪くなるから、もう少し下がって」

ヤマトは健一の呼びかけに素直に応じ、座っていたパイプ椅子ごと後ろに下がった。メンバーの中で一番末っ子である二十七歳のギタリストはいつも素直だ。

「健一。あいつはもう学生じゃねぇんだぞ」
「へへへ、つい、ね」

メンバーはヤマトが高校生のときから面倒を見ているせいもあり、大人になった今でもヤマトの行儀が悪い場面に遭遇すると自然にお小言が出てしまう。特に健一のお節介は一生直りそうにない。あまりにも世話焼きで心配性過ぎてファンから『Hopesのママ』と呼ばれているくらいだ。

「しょうがないよね、ヤマトは弟を通り越して、俺らにとって息子みたいなもんだし」
「だよねぇ」

アキラの言葉に三十代の三人は思わず目を細める。こうして、メンバーの中でも世話焼きの母親体質なドラマーの健一、絶対的リーダーであるボーカルのスカイ、そして二人の間に立つ平和主義なベーシストのアキラ、そして末っ子で天才的ギタリストのヤマトの四人が今、日本のロックシーンで頂点に立つと言っても過言ではないHopesのメンバーだ。

今日は野外イベントの【SUMMER ROCKFESTIVAL B.SAKURA 2020】の二日目だ。このイベントはBさくらチャンネルが毎年キャンプ場で行っている野外音楽イベントで、今までもHopesは開催当初から出演者として参加してきた。しかし今年に限っては、Hopesが今年十周年を迎えたということもあり、主催側からイベントとHopesのコラボを提案され、約一年ほど前から準備に関わってきた。特に、出演バンドについては、スカイと健一がインディースから人気アーティストまで、幅広くゲストを迎える音楽トークバラエティ番組『Music Hopes』のMCを五年近く続けているせいもあって、広い人脈を持ち、少々、普通のスタッフが敬遠しがちなトラブルメーカーなバンドや、ヤンチャな破天荒なバンドもいて、Hopesらしい人選と言える。出演者は3つのステージに出演し、Hopesはメインステージであるプラチナエリアでラストを締めくくることになっているのだ。
イベントではHopesもスタッフと同じ、早朝から会場入りして運営を手伝っている。昨日は大きなトラブルもなく無事に一日目を終え、二日目も各ステージ、予定通りにスタートした。メインステージ裏側に運営テントと並んでHopesの控室としてテントを用意してもらった。会場はキャンプ場で連日の猛暑続きであるが、控室は大型サーキュレータが三台フル稼働していて快適だ。今は出番まで待機しているのだが、実際、待機とは名ばかりで、各ステージの状況やトラブルなども逐一共有され、時には出演者とスタッフの間に立つなどの対応をし、はっきりいってゲストという扱いとは程遠いが、それも含めてイベントを楽しんでいる。

「息子といえば、アキラ、おまえんとこの嫁は今日来るのか?」
「さすがに妊婦なんだからやめとけって言ったよ。すごく楽しみにしてたけどね」

メンバーの中で唯一、妻帯者であるアキラはもうすぐパパになる。もともとアイドル路線を目指していたわけではないので、恋愛沙汰はご法度ではないし、メンバーに恋人がいようと構わないのだが、アキラは三十歳で早々と結婚を決めた。相手は自分たちも知ってるHopesの専属スタイリストだ。

「まぁ、一人くらい、パパがいるくらいがちょうどいいな。Hopesもそろそろ妙齢だし」 
「そうだよ、おまえら三人は揃いも揃って、日本の少子化に拍車をかけやがって」
「うう、面目ない」

アキラの言葉に健一が申し訳なさそうな顔をする。なぜなら、つい半年ほど前から健一はスカイと付き合い始めたからだ。Hopesを結成してから今に至るまで幼馴染でありながら、半同棲のような関係を続けていたが、長年スカイに片思いしていた健一に、ようやくスカイが年貢を納めた、ということになっているらしい。
ヤマトにも学生時代から付き合っている同級生の男の恋人がいる。メンバー四人中、三人がこれでは、申し訳ないが子孫を残せそうにない。

「そのぶん、きっちり税金払ってやるさ」
「そうだね、僕たちにできるのはそれくらいだし、その分、アキラの子育てに協力するよ。Hopesがお父さんって心強くない?」
「それは構わないが、スカイが父親になるのだけは断る」
「おい」

健一が吹き出している。どうせ自分の(特に下半身の)前科が多すぎるという意味だろうが、おまえくらいはフォローしろよ、恋人なんだから。

「Hopesさんはこちらにいらっしゃいますかー!」」

ふと三人の会話が途切れた瞬間、テントの入口付近から元気な声が聞こえた。

「はーい、いますよー!」

健一の声に合わせ、同じく片隅でドリンクの準備をしていた事務所のスタッフが入口に駆け寄る。

「失礼しまーす!」
若い女性が大人数で声を揃えて中に入ってきた。確か、イベント一日目でトップバッターを務めたアイドルグループの【スターライト学院】だ。

「Hopesの皆さん、昨日はありがとうございました!」

メンバーが礼儀正しく、一斉に頭を下げる。

「おつかれ様。ステージとてもよかったよ」
「ありがとうございます!」

立ち上がったアキラに、制服をモチーフにしたミニスカートに身を包んだ若い娘が、きゃっきゃっと群がる。

「イベント楽しかったです、ありがとうございました」
「またラジオに呼んでください」
「もちろん。番宣じゃないときでもいいから、気軽に遊びにきてね」
「はい!」

アキラと女の子たちが楽しそうに話している光景を、健一もスカイも微笑みながら眺めている。彼女たちはひとしきりアキラと会話を楽しんだあとは、満足そうに手を振りながら出ていった。再び、Hopesとスタッフだけになったテントは一気に静寂が訪れる。

「なんていうか、若いってパワーがあるな」
「それにしてもアキラおじさん、デレデレし過ぎじゃないの?」
「いやいや、干支がひとまわりも下の女の子に相手してもらえることないからね、今のうちだよ」

彼女たちが出ていった方向に向かって拝むポーズをしているアキラは、最近、新時代のアーティストを発掘するラジオのパーソナリティーを務めていて、急にアイドルの知り合いが多くなった。アキラからの提案もあり、今年の出演者の中に、普段野外ライブと関係のないアイドルも選出されたといっても過言ではない。もともとベースとは別にデザインを担当しているアキラはサブカルチャーにも興味があり、いつも刺激を求めて、様々な分野に首を突っ込んでいるので、適任といえば適任だ。

「しかし、ヤマト、楽しそうだな」

突然のアイドルの訪問にも目を向けず、モニタに釘付けだったヤマトは、あいかわらず流れる音楽に身を任せ、リズムをとり、時折、自分もギターを弾くように手を動かしている。さすが、生粋のギタリストだ。

「昔はよく対バンしてたけど、最近は他のバンドを見る機会もないしね」
「きっと観客席で見たかっただろうね」

健一も、そしてアキラもヤマトの後ろ姿を穏やかに見つめている。どうしてもメンバーで一番の末っ子には、甘やかしてしまいがちだ。

「あ、WINGS」

突然、ヤマトが驚いた様子でモニタにグッと顔を近づけた。指差す。メンバーで一斉にモニタを見ると、どうやらHUNTERが出番の終わっていたWINGSをステージに呼び込んだらしい。まったく好き勝手やりやがって。

「よりによって、俺たちも推してるWINGSを引っ張りだすとはな」

WINGSは協賛企業も推しているアイドルデュオで、やんちゃな今西光と王子様フェイスの相羽勝行の二人で成る二人組で、まだまだこれからの若手シンガーだ。ただ、見てくれだけがいい実力のないバンドであれば眼中にないが、彼らは違った。健一がライブハウスで見つけたときはまだ高校生だったが、彼らの音楽を聞いて、口うるさいスカイも思わず唸った。今はこのレベルの高校生がいるのか、と。

「WINGSのグッズって確か、初日で完売したって聞いた。特にペンライト」

今回、イベントグッズのデザイン監修もしているアキラは売上も把握しているようだ。

「ああ、尻に挿れるのにちょうどいいサイズだしな」
「ちょっと、スカイおじさん、セクハラはやめてくださいね!」

健一が言葉を荒げる。ここには数名の女性スタッフもいるが、スカイの下ネタは日常茶飯事なこともあって、特に驚いた素振りは見せない。どちらかといえば健一が一番過剰に反応している気がする。

「ペンライトなのに、お尻に挿れるの?」

この話題には興味があったのか、振り向いたヤマトは純粋無垢な目で首をかしげている。

「挿れない! 絶対に挿れないからね、ヤマト! 挿れちゃだめだよ?」
「おー、ヤマト、挿れてやれ。英明が喜ぶぞ」
「ほんと?」
「スカイ、いい加減にして!」

恋人が喜ぶと聞いたせいか、ぱぁと顔を明るくしたヤマトだったが、健一に却下され、しょんぼりとしている。いくらなんでも冗談に決まってる。グッズのペンライトを大人の玩具にするような変態はそうそういるはずがない。

「あーあ、スタッフ走り回ってるじゃん。Bさくらチャンネルのお偉いさんに怒られなきゃいいけど」

予定にないハプニングの対応だろうか、すぐ隣の運営本部から人の出入りが激しく、ざわついている。

「いいねぇ、面白いじゃねーか。フェスはハプニングがつきものだろ」
「もー、スカイは楽天的なんだから。みんなもなんとか言ってやって」

若いスタッフたちに健一が声をかけるも、どっちの味方をしていいのか、わからないのか、苦笑いを浮かべている。

「でもすごく盛り上がってる」

あいかわらずモニタに釘付けのヤマトが、音楽に合わせてエアギターをしている。ああ、始まった。気に入った楽曲があると、すぐにコピーしようとするんだ。こいつは。

「あとでフォローしに行っておこうかな……」
「健一、あんまり悩みすぎるとベビーフェイスに小じわが増えるぞ」
「ちょっとくらい大人に見られたいからちょうどいいもんね!」

べー、と舌を出して威嚇してくる。まったく自分がどれくらい無邪気でかわいいか、自覚してないから困る。犯すぞ。

「おつかれ」

白Tシャツに濃紺のデニムに身を包み、サングラスをかけ、キャップ姿の男が入ってきた。

「りょーちゃん!」
「リョウさん!」

健一とヤマトが立ち上がり、歓喜の声をあげる。Hopesだけのスペースに遠慮なく入ってくることを許しているのはこの男、Hopesの元ギタリストであるリョウ、こと亮介くらいだ。

「おう、来たか。十周年記念ライブ以来だな。体は休まったか?」
「おかげさまで、曲作りのオファーが続いて休む暇がない。どっかのアホ社長のせいで」
「はっ、ざまあみろ」

亮介は最近、長く勤めていた会社員を辞めて芸能界に戻ってきた。今では、スカイが社長を務める事務所HopesCreationと契約を結び、ギタリストとして他のバンドのサポートに入ったり、作曲家としてアーティストへ楽曲を提供している。自分勝手な理由で辞めた亮介とは一時険悪な仲だったが、最近になってこんな風に軽口が叩けるようになった。ようやくかつての距離感に戻った気がする。

「リョウ、さん、こんにちは」
「おお、ヤマト、元気してたか?」

恥ずかしそうに近づいてきたヤマトは、亮介に頭をぽんぽんと撫でられ満足そうだ。もともとヤマトとメンバーの出会いは、『リョウが好き過ぎるあまり演奏を完全コピーしたギタリスト』として目に留まったのがきっかけだった。亮介と対等のテクニックを持つ実力でメンバーとして迎えたまではよかったが、本人は亮介がリョウとしてが戻ってくるまでの間だけだと決めていたらしく、つい最近、本人から「もうHopesのギターはおまえだ」と太鼓判を押され、今ではただのリョウである亮介を崇拝する信者に落ち着いている。

「失礼します」
「お、蒼も来てたのか」
「社長、今日は関係者PASSを頂き、ありがとうございました」

ぺこりと頭を下げたのは、元アイドルで今は亮介の恋人であり、付き人の蒼だ。

「そういえばTricolorにも出演依頼を出したけど、断られたんだって」

アキラが蒼に声をかける。Tricolorというのは、もともと蒼がいたアイドルグループで今は残された二人で活動している。最近はソロ活動が多く、あまり二人揃ったところをテレビで観ていない。

「え、もしかして川嶋さんが関係してますか?」
「いや、二人から直接、辞退の連絡があった。蒼が戻ったらぜひってさ」

アキラの言葉に蒼は目を伏せる。もともと成人済みの社会人だった蒼が年齢詐称をして高校生グループであるTricolorのメンバーとしてデビューし、それが世間に明るみになり、責任をとって脱退した。そんな蒼が戻ってくるのを残されたメンバーは待っているがTricolorの事務所社長である川嶋がなかなか曲者で、一筋縄ではいかない。

「蒼」

スカイは立ち上がって、蒼に向き直る。

「このフェスの次はおまえだ。ちゃんと俺が芸能界に戻してやる」

隣にいる亮介が蒼の肩を優しく叩き、黙って頷いた。それはスカイと亮介が以前から考えていたことだった。もともと事務所の方針で年齢詐称することになった蒼自身に罪はない。歌唱力も抜群で唯一無二の輝くオーラを持つ蒼は芸能界に戻るべきだ、と思う。

「そのことですが、社長……俺、少し一人で頑張ってみようかと思ってるんです」
「頑張る?」
「こいつ、今、いくつかのミュージカルのオーディションを受けてるんだ。演劇の分野なら妨害されずに実力で勝負できるんじゃないかって」
「そうか……」
「そのためには俺たちの存在は目立ちすぎる。しばらくは見守ってみないか」

亮介の言い分はもっともだ。確かにHopesがバックについているというのは、実力で戻ろうとしている蒼の足を引っ張りかねない。

「きっと大丈夫。蒼クンの歌唱力なら間違いないもん!」

蒼を励ます健一は満面の笑みだ。

「ありがとうございます。できるとこまで頑張ってみます」

健一の言葉を受け、蒼も穏やかに微笑む。
スカイはHopesの十周年が落ち着いたら、次は蒼を芸能界に戻すための算段にとりかかろうと考えていた。蒼のために自分にできることを考えたかった。けれど、見守ると決めたら次に取り掛かるべきことが急になくなってしまい、なんだか肩透かしを食らってしまった気分だ。
もちろん蒼が自分でその道を切り開こうとしていることは喜ばしいことだと頭ではわかっている。わかっているけれど——

「そういえば健一、今度、サポートドラマーでアジアツアーに参加するんだって?」
「は? 健一が?」

他のアーティストのところに健一がサポートドラマーとして手伝いに行っていることは知っていたが、アジアツアーなんて話は初耳だ。

「なんだ、おまえ、知らないのか」
「りょーちゃん、まだスカイには話してなくて、もちろんあっちにもまだ正式な返事はしてないんだよ」

健一が慌てて取り繕っている。いつもなら自分が知らないことがあったら、軽々しく「なんで黙ってたんだよ」と文句を言うのにあまりの驚きに声がでない。アジアツアー、なんという大舞台だ。
もともと健一をサポートドラマーとして指名してきたのは最近、歌手としてもデビューした国民的清純派女優だった。ドラマの挿入歌をその女優自らが歌ったことで抜群の歌唱力を持っていることが明るみになり、歌手としての活動を始めたのだ。健一が参加した全国ツアーのライブチケットも発売直後に完売し、いよいよ世界も視野に入れ始めたという噂は聞いていた。もともと彼女の出世作である朝ドラはアジア各国で放映されているので、アジアツアーもきっと成功を収めるだろう。
今までHopesは日本以外でツアーをしたことがない。それを健一がサポートという形で実現してしまう。Hopesよりも先に。

「アキラもソロアルバム出したし、ヤマトも最近はTV出演が増えてきた。Hopesはそれぞれが活躍の場を広げつつあるな」

なにげない亮介の言葉に、頭では理解していても胸がざわざわする。メンバーのソロ活動が順調なのは、いいことだ。そうわかっていても歯がゆさと、じれったさを感じずにはいられない。

「亮介さん、そろそろ」
「お、時間か。じゃあ、客席で大トリの本番、拝ましてもらうわ」
「おう、打ち上げには来いよ」
「行くわけないだろ。無茶言うな」

亮介は笑いながら出ていき、再びメンバーとスタッフだけになった控室は、また、しんと静かになった。ヤマトは再びモニタに視線を移し、アキラも手元の進行表を確認している。

「スカイ、ごめん。ライブ終わったら話すつもりで」
「さっきの話なら別にいい。おまえが決めることだ」

健一の言葉に軽い返事をして目の前のテーブルに投げ出してあったタバコとスマホをポケットにねじこみ、控室の入口に向かって歩く。

「どこいくの?」
「スカイ、もうすぐ移動だぞ」
「すぐ戻る」

心配する健一とアキラの声を背に、スカイはそのままテントを出た。

【続きはアンソロにて】


作者がHopesについて語る【創作こぼれ話】

https://note.com/kasugasumomo/n/n18b34241259c
【創作こぼれ話】Hopesについて話そうか。

原作

【空健】憧れを空に抱いて(前編)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6736575
【空健】憧れを空に抱いて(後編)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6760289

『月明かりの夜に、君の秘密を知る』…脱退したRyoこと青木亮介xアイドルの話
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5522904
『君の言葉は愛の調べ』…途中加入したYamatox亮介の弟
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8682930